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2021.01.21 UP
「合同セレクション2021 関東会場②」を開催しました
12月20日(日)、東京都葛飾区の東金町運動場多目的広場にて合同セレクション2021関東会場②を開催しました。参加いただいた選手及び視察チームの皆様、誠にありがとうございました。
今回もお申込みの段階で定員の88名に達しており、当日にキャンセルが出ましたが、85名の選手及び32チーム(65名)に視察いただきました。視察スタッフの中には、浦和レッズで長年にわたって活躍された元日本代表でもある山田暢久さん(イトゥアーノFC横浜監督)もいらっしゃいました。
これまでと同様に、4試合(30分ハーフ)を行いました。冷たい風が吹きつける難しいコンディションでしたが、参加された選手は随所に熱いプレーを披露されていました。運営をサポートいただいた南葛SC、東京スポーツ・レクリエーション専門学校の学生の方々、改めてお礼申し上げます。
参加選手と視察スタッフの声をご紹介させていただきます。取材にご協力いただいた皆様、ありがとうございました。
■参加選手の声
大塚聖也選手 藤沢ユナイテッドFC
合同セレクションの参加は初めてで、Facebookの宣伝を見て参加しました。セレクション独特の、初めての人同士の中で僕たちのチームは声をかけて名前を覚え合い、やりやすい雰囲気がありました。昨年アメリカの大学を卒業して、今季はオーストラリアの2部のチームと契約できたんですが、新型コロナの影響で帰国せざるを得なくなり、今の県3部のチームにお世話になっています。最終的にはJリーグや海外でのプロを目指していますが、直接は難しいと思うので、ステップアップをサポートしてくれるチームに行ければと思っています。
大森遊音選手 川口市役所サッカー部
合同セレクションに参加したのは初めてです。チームを探していて、ツイッターやゲキサカでも大きく取り上げられていて、関東でも2回開催されるということで参加させていただきました。今25歳で、高卒や大卒の年齢ではないので、一つでも上のカテゴリーでやりたいと思っていて、チームのビジョンや自分が好むサッカーと合うチームであればさらにいいなと思っています。(プレーについて)立ち上がりは少しやりづらさもあったんですけど、徐々に慣れてきて、チームメイトと連係をとりながら後半逆転できたのはよかったです。
平塚洋祐選手 神戸市外国語大4年
セレクションのことは昨日友人から教えてもらって知りました。キャンセル待ちをさせてもらい、偶然キャンセルが出て試合に出ることができました。今大学4年で、兵庫県内の企業から内定もいただいているのですが、引退が近づくにつれてサッカーから離れるのが寂しくなり、社会人でもサッカーを続けたい気持ちが強くなって「これは行くしかないな」と思って、申し込みました。周りのレベルが高くてついていくのに必死でしたが、こういった場でサッカーができてよかったです。
■視察スタッフの声
イトゥアーノFC横浜(神奈川1部) 山田暢久監督
視察は今年が初めてで、僕自身は今日が初めてでした。社会人チームは選手の入れ替わりが激しく、常に選手の補強や確保をする必要があると感じています。今日に関しては、GKや後ろ(DF)のポジションに重点を置きながら見させてもらいました。先週(関東①)と今週で、目についた選手には声をかけさせてもらっていて、結構な人数になっていると思います。
選手にとってもこういう機会を作ってくれることはありがたいでしょうし、次のチャンスをつかめるところに立てること自体が、すごくうれしいことだと思います。われわれとしても、いろいろな選手を見ることができるので、こういう場を提供していただけるのはありがたいですね。
南葛SC(来季から関東2部) 朝田貴則コーチ
今年は新型コロナの影響もあってか、学生さんが多かった印象がありますが、その中でも意欲ある選手が頑張ってくれていて、いい機会だなと思いました。来季からカテゴリーが上がりますが、選手の数だけでなく力量も当然重要になっていて、スタートから出る選手と出ない選手の差が紙一重になり、選手同士が競争してくれるような環境を作るのも僕らの仕事の一つだと思っています。その意味でも、現状の戦力に刺激を与えられる選手を補強のポイントとして見ていて、関東2会場で5~6人の選手に声をかけさせていただきました。