NEWSお知らせ
2020.11.20 UP
「合同セレクション2021 関西会場①」を開催いたしました
11/14(土)に、滋賀県甲賀市陸上競技場にて合同セレクション2021関西会場①を開催いたしました。
選手及び視察チームの皆さま、ご参加いただきまして誠にありがとうございました。
今シーズン最初に開催されました、合同セレクション当日の様子を紹介させていただきます。
今回は、お申込み締切日の前には選手募集の定員上限である88名に達し、当日のキャンセルを除く86名の選手にご参加いただきました。また、視察チームの中には直前までスケジュールをご調整いただき、会場まで足を運んでくださるチームもいらっしゃいました。
このセレクションは30分ハーフの試合を4回分実施しており、選手は試合時間に合わせてご来場いただき、出来る限りベストなコンディションでプレーいただけるようご案内しています。
また、1人あたり60分の出場時間を設け、88名の選手が平等に視察チームにアピールする機会を確保させていただいております。
当日配布させていただく資料を片手に、スタンドから試合を視察したり、ピッチレベルで気になる選手を見つけすぐに声をかけられるようにスタンバイされるチームの方もいらっしゃいました。複数のチームから声が掛かる選手も多くいるため、各視察チームの方々も、来年の戦力補強のために選手の印象に残るよう工夫されていました。
また、視察チームにとって異なるカテゴリーの関係者が一度に集える場所となります。選手を視察するだけでなく、チーム間の関係作りや情報共有の場所としてもご活用いただいておりました。
今年は、特に感染予防のため練習参加の受け入れを控えるチームも多く、選手にとってチームにアピールする機会が少なかったり、逆にチームとしても補強したい選手を見つけることが難しい環境にあると思います。
そんな環境だからこそ、双方にとってより良い場を作っていけるよう、今年も選手とチームの懸け橋となれるよう、引続き運営してまいります。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
最後に、インタビューにご協力いただきました選手及び視察チームの皆さまの声をご紹介させていただきます。
快くお答えいただきましてありがとうございました!
■参加選手の声
①河村啓仁選手 ドイツ7部リーグのチームに所属
新型コロナの影響で4月にドイツから帰ってきて、チームを探している状況です。ドイツでプレーするか日本に残るか迷っていましたが、ドイツがロックダウンしていることもあり、最近になって日本でやることに決めました。
今日はいろいろなチームが視察に来ていて、すごくいいチャンスを与えてもらいました。自分自身の出来としては、味方も相手も初見で合わない部分がある中でも自分の持ち味を出せないとダメなんですけど、あまり出せなかったので、そこは悔いが残ります。来季は地域リーグの1部以上でやりたいとは思っているので、引き続き探していきたいです。
②川端壮太選手 びわこ成蹊スポーツ大4年
一般の就職活動もしていて6月に内定が出ていますが、企業さんにはサッカーでチームが決まったらそっちに行っていいと言っていただいています。サッカーでの進路探しは新型コロナの影響で練習参加が厳しい状況ということもあり、今日こうして参加させていただきました。
自分を含めて「所属チームを決めたい」という意思が強い選手が集まって、積極的なプレーが全体的に見られていて、その中で負けられないなという気持ちがありました。いい雰囲気の中でプレーができてよかったです。
③重本貞大選手 流通科学大4年
このセレクションのことは先輩から聞きました。今年は新型コロナの影響で部活が半年も活動できておらず、大変といえば大変でした。チーム探しについても全然動けていませんし、このセレクションで何かをつかみとろうという思いで来ました。
プレーしてみて、思っていた以上にレベルが高くていい経験になりました。自分の持ち味は守備範囲の広さとビルドアップです。何チームからか声をかけていただいています。
④佐々木滉太選手 阪南大4年
このセレクションは、ツイッターや知人から聞いて知りました。新型コロナの影響で試合もなく、アピールする機会がないので、チーム探しは大変でした。今日は60分プレーしてみて、ミスもあったんですけど、自分の特徴は出せたかなと思います。ドリブル突破が持ち味なので、そこはアピールできました。終わってから3チームからお話をいただきました。
⑤平賀能捷選手 今季レイジェンド滋賀(関西1部)に所属
今年1月に関西で開催された合同セレクション2020に参加して、その時に登録したLINEで今回の案内をいただいて開催を知ったので、今年も参加しました。
新しいチーム探しについては、新型コロナの影響もあって練習に参加させてもらえないケースが多いので大変です。
今日は初対面の人とのプレーでコミュニケーションがとりづらいので、意識して声をかけることを心がけていました。ずっとFWをやっていましたが、今日は第2希望のCBでプレーしていて、CBでもビルドアップできるところを(映像視察のチームには)見て頂きたいですね。
■視察チームの声
①MIOびわこ滋賀(JFL) 中尾幸太郎 強化部長
視察は今回が初めてです。今年に関しては新型コロナの影響でこういう機会も少ない中、セレクション形式でやって頂けるのは選手たちも非常に助かると思いますし、結構な人数の方が(われわれのチームでも)行けるなというのが印象です。今年は強化のほうでミーティングを重ねていて、Jリーグや地域リーグの選手の動向も見ていますが、それぞれの評価が難しいと感じていて、僕らとしてはできるだけ選手を残して、ポイントとなる補強をしたいと考えています。各ポジションで中心になるような選手と、若手を育てていきたいこともあって、そこを重点的に見ていました。
②Cento Cuore HARIMA〔チェントクオーレ ハリマ〕(関西1部) 大塚靖治 代表兼監督
ここ4年ほど視察で参加させていただいています。自チームでセレクションをしても選手がなかなか集まらないので、たくさんの選手を見られるのがこのセレクションの一番いいところだと思っています。うちのクラブは今までは比較的、選手のほうから来てくれていて、こちらから獲得に動くことはあまりなかったので、新型コロナの影響はそこまで受けてはいません。今回は各ポジションで、うちのスタイルに合う選手を獲得したいと思っていましたし、実際に良い選手もいました。